みなさんは「ふるさと納税」を利用していますか?「制度は聞いたことがあるけどよくわからない」「申請が面倒そう」「損することがないか心配」などの理由で利用していないなんてことはありませんか?私自身も始める前は同じような不安を持っていました。
自分は2年前よりふるさと納税をはじめ、毎年、お得に返礼品をもらい、確定申告での手続きをしてきました。
ふるさと納税は、地域の特産品や魅力を支援しながら、お得な返礼品を受け取る仕組みです。自分の住んでいる場所以外の地域に寄付をすることで、美味しい食品や日用品などが手に入ります。地域活性化に貢献しながら、新たな発見と満足感を得られるのがふるさと納税の素晴らしいポイントです。また、さまざまな地域の個性が詰まった返礼品を通じて、日本全国の魅力を堪能できます。
この記事では、ふるさと納税がどのような制度なのか?どうやって利用すれば良いのか?利用する上での注意点について紹介します。
この記事を読んで、お得なふるさと納税を利用して楽しく節税しましょう。
ふるさと納税ってどんな制度?
ふるさと納税制度は、特定の地域(ふるさと)に寄付を行うことで、その寄付額に応じた返礼品や特典を受けることができる制度です。寄付を受けた地域は、その寄付金を地域振興や地域特産品の生産・販売促進に活用します。
そして、自治体に寄附した金額の一部(寄附金額の合計から2,000円を引いた金額)が所得税や住民税から控除されます。
つまり、自治体に寄付した分の税金を減らしてもらえ、その上寄付した地方自治体からはお礼の品を受け取ることができる非常にお得な制度です。
自分は数年前から使用しています。毎年美味しい食事や生活必需品を返礼品でもらっています。
ふるさと納税以外にも、自分が蓄財のためにやったコトを紹介した記事があります。よろしければこちらもご覧ください。
ふるさと納税の具体的な流れ
地方自治体に寄付するだけで、お得に返礼品をもらえる、ふるさと納税。やってみたいと思いませんか?実際にやってみると全然難しくはありません。そんな、ふるさと納税の流れは以下の通りです。
順番に見ていきましょう。
寄付金上限額の確認
はじめに、寄付できる金額の上限を確認しましょう。寄付できる金額は個々の収入により決まります。その金額以上のふるさと納税を行っても税金の控除が行われません。本当の寄付になってしまうので気をつけましょう。
寄付金の上限額を調べるのには「ふるさとチョイス」がおすすめです。自分は住宅ローン減税を受けているため、正確な金額を調べることができるこのサイトを利用しています。もちろん無料で利用できます。
調べる時は昨年の源泉徴収票または確定申告書の控えが必要です。
サイトに行った後は、上から順番に質問に答えたり、金額を入力していきましょう。
特に上の図の金額入力が難しく感じると思いますが、源泉徴収票や確定申告書の同じ名前のところに書いてある金額を入れれば大丈夫です。
その結果、最後に「あなたの控除上限額(目安)」が算出されます。(図では30,505円になります。)この金額がふるさと納税できる上限金額になります。
自治体の選択
ふるさと納税を行いたい自治体を選びます。各自治体は独自の返礼品やプロジェクトを用意しており、寄付額に応じて返礼品が提供されます。この時どの自治体を選ぶか迷うと思いますが、自治体から探すのでなく、欲しい返礼品から選ぶのが簡単です。
自分は楽天市場を利用しています。「ふるさと納税、欲しい返礼品」で検索すると候補が上がって来るのでその中から選べば大丈夫です。
自分は大体食べ物ですね。
寄付の申し込み
寄付の申し込みと聞くと難しそうに感じますが、楽天市場では商品を購入するのと同じです。
違いは、寄付金の使い道を聞かれることです。また、ふるさと納税の寄付を行う先が5つ以下ではワンストップ特例が使用できます。後で詳しく説明しますが、ワンストップ特例を利用するための証明書を送ってもらうようにしましょう。
最終的にワンストップ特例を利用しない場合は破棄すればいいからとりあえずもらっておくのでもOKです
返礼品と受領書を受け取る
返礼品は郵送されるので受け取りましょう。また、返礼品と同時または別に、寄付金の受領書と希望した場合は、ワンストップ特例の書類も一緒に送付されてきます。この受領書はふるさと納税をした証明になるので必ず保管しておきましょう。確定申告をする場合は必須になるので、無くさないように気をつけましょう。
確定申告
最後に、年度末に確定申告を行いましょう。ふるさと納税を行った自治体先が5箇所以下であればワンストップ特例を受けることができます。この場合は、届いたワンストップ特例の申請書類を送るだけで完了です。
自分は個人事業主なので、確定申告は必須なのでワンストップ特例は使えません。
確定申告も実際にやってみると簡単ですので安心してください。
以上がふるさと納税の流れです。一度やってみると簡単なので、ぜひやってみてください。
ふるさと納税改悪について
これほどお得なふるさと納税ですが、2023年10月より2点の改悪がされます。その内容は以下の2つです。
改悪のポイントについて順番に解説します。
返礼品の基準の厳格化
ふるさと納税の返礼品は元々、その土地で取れたものに限られていました。しかし、10月以降は「その土地で取れたもの」の定義が厳しくなります。具体的には、肉や海鮮の加工品の材料も、その土地で取れたものに限定されます。これまでは、他の県で生産された材料を下に加工してもOKだったのが今後はNGになります。そのため、今まで人気の返礼品もなくなる可能性があります。
欲しい商品は急いで買わないといけないね
経費の見直し
ふるさと納税の返礼品には送料や広告費などの経費も含まれています。その金額はを含めて寄付金額の5割以下と決められていました。
しかし、10月からはワンストップ特例制度の事務費や寄附金受領証の発行費もこの経費に含まれます。そのため、これまでより返礼品の量が少なくなったり、必要な寄付金が高くなる可能性があります。
以上の2点が改悪される内容です。お得にふるさと納税を吸えるのであれば、9月中に寄付を完了させたいですね。
もちろんふるさと納税自体は非常にお得だから、これからも続けたいね
ダイナおすすめのふるさと納税先
最後は、おすすめのふるさと納税先を紹介します。自分は毎年複数の自治体に対してふるさと納税をしています。主に食料品と生活雑貨を返礼品でもらっています。
ビール24本セット
ふるさと納税では多くの食材を返礼品で受け取ることができます。ビールは多くの自治体で返礼品として採用されているので、銘柄は好みのものが選べます。もちろんビール以外のアルコールも選び放題です。
ビールは値上げが続いているので、ふるさと納税でもらえるのはお得です。
じぶんは毎年2回分くらいはアルコールに使っています。
冷凍の海鮮
冷凍の海鮮もおすすめ返礼品のひとつです。冷凍された状態で届くので、しばらく保存でき、鮮度も維持されるので美味しい海鮮が好きな時に食べることができます。
自分のおすすめ海鮮はホタテ、えび、サーモンです
どれも一回に使用する分に分けて冷凍されているので使いやすく、量も多いので様々な料理に使用できます。
自分はアヒージョやエビチリ、ムニエル、カルパッチョやベーグルサンドにしていました。もちろん、バター醤油でシンプルに焼くだけでも大満足です。
肉類
返礼品では肉類ももらえます。加工済みのものであれば、火を通すだけで夕飯の一品になりますし、切り落としも冷凍しておけば好きな時に利用できます。
牛、豚、鳥、好きなお肉を冷凍庫にストックできれば最高ですね。
自分のおすすめはこれです。
トイレットペーパー
生活で必ず使用するものを返礼品でもらうのも良いですね。自分はトイレットペーパーやティッシュをもらうことが多いです。保管場所の課題はありますが、必ず使うのでお得感は大きいです。
買って帰るのも面倒なので、常に自宅にストックがあると安心です。
まとめ
今回はお得な制度のふるさと納税のやり方と改変内容、おすすめの納税先を紹介しました。
残念ながら、2023年10月に改悪が予定されています。2023年9月中にふるさと納税を完了できるように急いで行動しましょう。
他にも薬剤師が簡単に始められるお得なお金の情報についてはこちらの記事をご覧ください。
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