もうすぐ病院実習が始まる予定の薬学性の皆さん
実習の準備はいかがでしょうか。
今回はこれから病院実習がはじまる学生さんに向けて
是非、準備しておいたほうがよいをアイテム4つを紹介します。
印鑑
初めに、調剤に必要な印鑑です。
印鑑には様々な種類がありますが、自分がおすすめする印鑑には以下の3つを挙げています。
せっかく準備するので、将来就職した後でも使えるものが良いですしね。
※施設によっては印鑑を統一しているところもありますので、事前に確認しましょう
調剤の実習でも使うと思いますので、
印鑑はキャップレスのものがおすすめです。
いちいちキャップをつけたり外したりするのは面倒ですし、
キャップをなくすと目も当てられません。
もちろん、毎回朱肉につけないといけないようなものは絶対に避けましょう。
次に、姓名(フルネーム)での表記が良いです。
佐藤、鈴木、高橋などよくある苗字の方(日本ベスト3)でなくとも、
同じ施設内に同姓の方がいる可能性がありますので、できればフルネームの印鑑を用意しましょう。
自分の施設もそうですが、職場によっては「印鑑はフルネームで」と指定される場合もあります。
最後はインクの補充です。
実際に調剤をするとわかると思いますが、インク消費量はものすごいです。
インクの補充は簡単で、補充直後も普段通り使用できることが望ましいです。
自分は印鑑と反対側から補充するタイプをお勧めしています。
これらの条件を満たす印鑑で自分が今も使用しているものを紹介します。
シャチハタ キャップレス角形
耐久性も抜群で、10年くらい使い続けることができます。
自分もつい最近まで、学生時代から使っていたものを使用してました。
興味があればこちらの記事をご覧ください。
そして、印鑑にはリールキーホルダーをつけることをお勧めします。
自分は100均で購入したカードケースを改造して使用しています。
詳しい改造の方法はこちらの記事をご覧ください。
メモ帳
次にメモ帳です。
実習中に教わったことや、薬局での取り決めなどは積極的にメモを取りましょう。
真面目に実習に臨む学生さんは好印象です。
実際の医療現場ならではの知恵や経験を共有できるチャンスです。
メモ帳は好きな好きなものを使って良いと思いますが、
キャラクターものや派手なものは避けておくのが無難です。
自分はコクヨキャンパスノートA7サイズを使っています。
白衣のポケットにも入るので便利です。
ハサミ
そのほかには文房具でいるものはある?
筆記用具意外だと、ハサミはあると便利かな
薬のPTPシートを切ったし、お薬手帳に貼るシールを切ったりするのにあったほうが良いと思います。
自分は100均のものを使用していますが、
病棟の看護師さんにおすすめされたハサミを紹介します。
先端がガードされていてポケットに穴が開かなくて良い(すごく大事)こと、
クリップがついていて落ちないこと、
ストラップがあるのでなくさないところが良いそうです。
医薬品集
病院実習で一番必要なものです。
医薬品を調べるのに医薬品集をもっていきましょう。
今はスマホのアプリで添付文書を見れる時代ですが、
施設によっては使用に制限のある施設もあるので医薬品集は1冊もっていくことをおすすめします。
自分がおすすめするのは「治療薬ハンドブック」です。
治療薬ハンドブックは自分が愛用している医薬品集です。
この書籍は医薬品の添付文書の情報のみでなく、
腎機能に合わせた投与量や粉砕の可否、処方の時のポイント、オーソライズド・ジェネリック(AG)の
有無など日々の業務の中でも「あれ?どうなんだっけ?」と思うことを解決できる
便利な機能が多いです。
また、書籍を購入すると、アプリ版も使用できるのでどちらも使いたい人にも便利な点です。
自分は基本的にアプリを使っていて、本体はロッカーにおいて
学生さんに貸し出しています。
まとめ
今回紹介しました4つのアイテム
キャップレス印鑑、ハサミ、メモ帳、医薬品集はいずれも実習をよりよくするのに
おすすめのアイテムたちです。
薬剤師の先生方がどのようなものを持っているか見てみるのも面白いかもしれません。
感染に気を付けて有意義な実習になるよう頑張ってください。
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